一夜漬けは得意だが実力がないケース。 簡単に言えば、短期間の記憶は得意だが、長期間の記憶が得意でないということ。 このケースでは、「定期テスト」の成績は良いが、学力テストとか模試などの「長期間の記憶」が利かないと良い成績はとれません。
短期間の記憶が得意であれば、「内申書」はよいし、先生方の印象も良いので、「推薦入試・AO入試」などに向いてます。 一般入試で入った生徒と推薦入試で入学した生徒が、大学に入ってどれほどの成績を収めているか?という客観的データはありませんから、何とも言えませんが、文系での推薦での入学者には差はなさそうですが、理系では”まとまった理数系の学力は問われますから、推薦入試・AO入試などでが合格した学生には不利がありそうなのです・・これは、どれくらいの纏まった学力を有するか?ということだけですね。 ただし、一般入試で合格した学生は”受験勉強の反動”がありますが、推薦入試合格者にはその反動はありません。 それらのことを総合すると、(大学側としては)大学入学後にどれほどの成績を収めるか?については、様々な判断があろうかと思います。
大切なことは・・・自分がどちらのタイプか?ということを知っておくことですね。 資格試験などは、一般入試の合格者が、まとまった勉強をすることが得意なので、有利に働きますね。 もちろん、学力というのは「記憶力」だけではないし、むしろ考える力を問われることとなりますから、短期であれ長期であれ、記憶力のタイプはさほど大きな問題ではないと思われます。
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